毛穴レスTIPS

図解!表皮と真皮について。毛穴レスなスキンケアに重要なお肌の層を解説

図解でわかる表皮と真皮とは?とその役割
KYOKO
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元美容部員の佐藤恭子です!

スキンケアのことを調べていると、皮膚の中でも表皮(ひょうひ)・真皮(真皮)という言葉に出会うこともあるかと思います。

スキンケアとはこの表皮と真皮に対するケア、でもあるので、今回はこの皮膚にある、2つの重要な箇所について解説していきます。

スキンケア、スキンケアとせっせといそしむ日々が続きますが、皮膚について詳しく知ればその分、化粧品選びにも役立ちます。

この成分は何がいいんだ、とか、この成分はあまり関係なさそう・・・といったことですね。

そのためまずはお肌、皮膚を形づくる、表皮と真皮について大まかに説明し、その後で表皮、真皮それぞれの役割について解説します。

かなり「真面目かよ」な内容になってしまいますが、毛穴レスな美肌のために、まずはお肌のことを知りたい!という方がさらに興味津津、モチベアップ!できますように😌

表皮と真皮とは?スキンケアで重要な役割の2箇所

表皮と真皮をあわせた図

表皮と真皮は皮膚を守る重要な役割を持っています。

皮膚は1枚の、文字通り皮のように見えますが、実際には上から表皮、真皮、皮下組織という3つの層からなるものです。

スキンケアで特に関わりの大きなものはこの中でも「表皮」と「真皮」。

表皮の主な役割は、外からの刺激や、異物が体内に入らないように守ったり、反対に体内の水分が蒸発するのを防いで、お肌に潤いを保つ役割があります。

お肌の水分量が低下すると、キメの部分にカサつきや、深い溝ができるようになり、毛穴が目立ったりしてしまいます。

お肌の「キメ」については以下の記事も参考になると思います😊

肌のキメとは?
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表皮の下にある、真皮の主な役割は、お肌の弾力を維持してクッションのようにお肌を衝撃から守る役割があります。

このクッションの部分がお肌のハリや弾力となり、ふっくらと立体的なお肌をつくります。

加齢などにより、真皮の働きが低下すると、皮膚の弾力性が低下し、肌を支えることができなくなり、シワやたるみの原因ともなります。

このように、表皮と真皮、それぞれが違った役割でお肌を守ってるのです。

それでは、さらに具体的な2つの役割を解説していきます😊

表皮の主な役割

表皮の図解イラスト

皮膚の一番上にある「表皮」は、厚さ約0.2mmからなる薄い膜です。

外側からの刺激や異物が入り込んだり、水分が蒸発したりするのを防いで、体の内側を保護しています。

角質層以下の働きは、お肌をつくり、刺激から守る役割

主に角化細胞(この図解では真ん中あたりに密集したピンク色の細胞)という細胞からできており、最下層にある基底層(きていそう)で分裂した角化細胞が、「有棘層(ゆうきょくそう)」、「顆粒層(かりゅうそう)」の細胞へと変化。

変化しながら、徐々に上にある角質層(角層)へとの移動していきます。

この一連の流れがお肌の生まれ変わりサイクル「ターンオーバー」と呼ばれるもので、およそ6週間、約2ヶ月もの期間で行われます。

KYOKO
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今すぐ見えているところへのケアだけがスキンケアじゃないということ💡

角化細胞はお互いがぴっちりとくっついており、伸縮性があり、お肌が伸びて破れたりしないよう丈夫な構造になっています。

その他に、基底層にあるメラノサイトでは、紫外線から表皮の角化細胞を守るためのメラニン色素をつくりだします。

摩擦などによる物理的な刺激や化学的な刺激、紫外線による光学的な刺激などから体を守る重要な役割を持っています。

角質層は、外から来る刺激からお肌を守る役割

一方、最も外側の角質層は、基底層から移動してきた角化細胞が「角質細胞」へと変化し、水分で満たしています。

KYOKO
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ややこしいですが、角化細胞が角層にあると=角質細胞で、元は同じものです!

角層細胞は水分を20〜30%も含んでいて、其の厚さは約0.02mm。ラップと同じくらいの薄さですが、肌に触れる外からの刺激が体内へ影響を与えないよう守ったり、お肌の水分が蒸発しないよう守っています。

角層では細胞と細胞の間をセラミドや水分からなる「細胞間脂質」がラメラ構造という何層もの層で覆っており、皮膚から水分を逃さないようにしています。

また、天然保湿因子(NFF: Natural Moisturizing Factor)が水分の保持の役割も果たします。

真皮の主な役割

真皮の図解イラスト

真皮は、表皮の基底層の最も下、基底膜をはさんで表皮の内側にあり、皮膚組織の大部分を占めています。

お肌の弾力を保ち、真皮内の毛細血管が栄養や酸素を肌のすみずみまで届けています。

真皮層ではコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンといった細胞の間を満たす成分(細胞外マトリックス)が多く含まれ、それらの細胞外マトリックスを線維芽細胞がつくりだしたり、分解したりしながら調整をしています。

KYOKO
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ハリ・弾力とあまり関係ないので省いていますが、図の中にある白い丸、中心にピンクの小さい丸があるものが線維芽細胞!

他に、毛細血管や、汗をだす汗腺や毛穴の根っこも真皮の中にあります。

コラーゲンは真皮のメイン成分

コラーゲンは、タンパク質からできた繊維状の成分。

水分を除く70%ほどを占める、真皮のメインとなる成分で、真皮の中に網目状に張り巡らされています。

コラーゲン自体の構造は、アミノ酸でできた繊維を3本組み合わせた「三重らせん構造」となっており、肌の耐久性、ハリや弾力をキープしています。

肌には現在、コラーゲンが9種類まであるとわかっており、コラーゲンが減ったり、変化することでシワやたるみなどの変化の原因ともなります。

参考:コラーゲンの基礎知識│資生堂 コラーゲンラボ

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コラーゲンは表皮より奥にあるので、化粧品で補うのはちょっとうまくいかない、ということもポイントです💡

でも、食べるのは実はいいらしいことが最近わかってきているようで研究発表もされてきています😊

 

エラスチンはコラーゲンを繋ぐ鎖

エラスチンは、ゴムのように弾力のある繊維。コラーゲンの網目をさらに補強し、弾力性を与える繊維状のタンパク質です。

水分を除いた真皮の5%程度を占めるもので、年齢と共に失われ、ハリ不足になりシワやたるみの原因にもなります。

ヒアルロン酸は隙間を埋めるゼリー

ヒアルロン酸は、コラーゲンやエラスチンがおりなす網目状の構造の隙間を埋めるゼリー状の成分です。

水分を抱える力が強く、真皮に水分を保持することができ、ゼリー状なので弾力性も高いもの。

水分保持力が非常に高いため、化粧品では保湿目的に配合されることが多いです。

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ヒアルロン酸の化粧品は、直接それが真皮のヒアルロン酸に変わるわけではありませんが、保水力の高さにより、お肌の角質層を長時間うるおいで満たすことができる、という仕組みです。

表皮と真皮、どちらもケアして毛穴レス美肌に

表皮と真皮についての解説はここまでです。

いずれも美しいお肌を目指す上で重要な箇所なので、これらの働きを知ることが直接的でなくとも、あなたの美肌のお役に立てるものと思っています。

結論どっちが大事なの?と思われるかもしれませんが、これは両方ともお肌をつくるものなので、どちらかの調子が悪ければもう一方にも悪影響があるという、お互い支え合っているパーツ。

これを読んで単純にお肌に対する興味が湧いた、という方がおられましたらもう本当に光栄です。

特にスキンケアは今まさに見えている箇所、表皮のいっちばん上を見て判断していることもあるかと思いますが、表皮はどんどんターンオーバーによって生まれ変わっていきます。

肌質を良くするために、表面だけを綺麗にしてもあまり大きな効果は得られないので、スキンケアももちろん!つね日頃の生活ぶりなども美肌に影響あるなーって思っていただけたら嬉しいです😍

毛穴レスFACEでは、お肌の一番上、キメって何?キメを整えるにはどうすれば?ということや、毛穴レスな美肌のための食事術に関する記事もご用意しています。

こちらは割と実践的な内容というか、美肌をつくるための方法なので、併せてお読みいただけたら何よりです。

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今回の記事が、あなたの毛穴レスな美肌づくりにとって、お役に立てますように。

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佐藤 恭子
佐藤 恭子
美容や健康マニアで成分の鬼。食事管理によるダイエットや、美容、スキンケアに関する内容を執筆します。専門性と一般的な疑問・視点のバランスを常に意識。ライトな内容でも、読む方にとって役立つ内容を心がけています。